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県立磐井病院症例検討会に参加しました
平成24年1月16日(月)18:30〜20:30 県立磐井病院会議室表記症例検討会に菊地と冨澤が参加しました。12月は医師会の忘年会があるため症例検討会は行われず、2ヶ月ぶりの開催となりました。この検討会は主に県立磐井病院へ近隣の病院や診療所から紹介された患者の経過報告をそのまま症例報告として捉える検討会ですが、2ヶ月ぶりの開催とあって症例が15例と最近では最も多い症例数となりました。多血性と乏血性の腫瘍が混在する混合性肝細胞癌、子宮内膜症癒着によるS状結腸狭窄等稀な症例もあり、勉強になりました。
平成23年第3回放射線科内勉強会を開催しました
平成23年12月16日(金)17:30〜19:00 藤沢病院ミーティングルーム平成23年度第3回目の放射線科内勉強会を開催しました。今回は始めての試みとして外部の講師をお招きしました。講師は以前に岩手県立病院に勤務され現在は栗原中央病院の放射線技師で東北大学大学院でMRIの研究をされている吉田礼先生です。最初に我々3人が10分づつでプレゼンを行い、最後に吉田先生の講演をいただきました。基本的な内容をお願いしましたが。我々のレベルに合わせた非常に分かりやすい内容でした。しかし、Gradientについては何回も聞いているはずなのに相変わらず難解でした。終了後は一関に場所を移して情報交換をさせていただきました。吉田先生ありがとうございました。
【プロ� �ラム】
一般演題
・「Briliance64の実行スライス厚について」 冨澤正嗣
・「頭部CT画像におけるコンベショナル・ヘリカル撮影の比較」 菊地鉄也
・「肝腫瘍の血行動態と小肝細胞癌について」 東山行雄
特別講演
「SE法とGradient法の基礎」
栗原中央病院(東北大学大学院) 吉田礼 先生
平成24年度放射線科機器整備に関して管理者、事務と協議しました
平成23年12月13日(火)17:30〜19:00 老健会議室平成24年度の放射線機器の整備に関する協議を、病院事業管理者、鈴木放射線科医、事務局(3名)と東山で行いました。放射線科には開院当時(平成5年)から使用している機器も複数あり、全部で5種類の機器の整備を提案させていただきました。事務では全ての更新した場合の今後10年間の収支見込みについて報告し、その後一つ一つについて協議が行われました。最終的には経営会議にて決定されますが、大体の方向性が定まりました。
第11回高速らせんCT研究会・第18回岩手県CT研究会共催会に参加しました
平成23年11月19日(土)14:00〜18:00、エスポワールいわて上記共催会が開催され、東山と菊地が参加しました。3回目となる今回はテーマを「Dual Energy法」として、世界でも知られ、日本を代表する放射線科医である慶応大学、陣崎先生の「Dual EnergyCTの可能性を考える」と題した特別講演がありました。全体としてもこれまでにないような充実した研究会でしたが、特に陣崎先生の特別講演は、自らRadiorogyに投稿した論文を基に、Dual EnergyCTがCT装置の宿命の一つであった、ビームハードニングアーチファクトの解決につながる可能性からフォトンカウンティングというCT装置の未来像までさすがと唸られるような深い内容の講演でした。
【第11回高速らせんCT研究会・第18回岩手県CT研究会共催会】
日 時 平成23年11月19日(土)14:00〜18:00
場 所 エスポワールいわて
参加者 99名
【プログラム】
総合司会:藤村貴順(盛岡日赤)
13:00 受付開始
14:00 開会の辞
東山行雄 (岩手県CT研究会世話人 一関市国保藤沢病院)
14:05 【会員報告】
「岩手県初 Dual EnergyCT の使用経験」
三角和広 (岩手県CT研究会世話人 県立中央病院)
14:25 【教育講演】
座長 村中健太 (岩手県CT研究会世話人 岩手医大附属循環器病センター)
「Dual Energy の使い道」
講師 佐藤和宏 先生 (東北大学病院 診療技術部 放射線部門)
15:10 休 憩
15:20 【オムニパークに関する学術講演】
渋谷 敦 (第一三共株式会社)
15:30 【教育講演】
「Dual Energy技術はどこまで進んだか -各メーカーからの報告-」
座長 菊地憲一 (高速らせんCT研究会世話人 せいてつ記念病院)
1「80列、320列CTによる Duala Energy 最新技術紹介」
東芝メディカルシステム梶@営業本部CT営業部 営業技術担当
津島 総 先生
2「DUAL ENERGY の現状と今後の課題」
潟tィリップスエレクトロニクスジャパン CTモダリティースペシャリスト
水口 しのぶ 先生
3「Dual Energy の臨床応用」
シーメンスジャパン CTビジネスマネージメント部
宮西 佐代子 先生
4「Gemstone Spectral Imaging の現状と今後」
GEヘルスケアジャパン梶@CT セールス&マーケティング部
中野 孝一 先生
16:50 休 憩
17:00 【特別講演】
座長 吉岡 邦浩 先生 (岩手医科大学付属病院 循環器医療センター 准教授)
「Dual EnergyCT の可能性を考える」
講師 陣崎 雅弘 先生 (慶応義塾大学医学部 放射線診断科 准教授)
18:00 閉会
99名の参加で満員の開場 三角和広世話人の発表
教育講演の佐藤和宏先生 教育講演座長の村中健太世話人
シーメンスの宮西先生 GEの仲野先生
技術講演座長の菊地 高速らせん研究会世話人 特別講演座長の岩手医大准教授 吉岡先生
特別講演講師の慶應義塾大学医学部准教授 陣崎先生
第51回全国国保地域医療学会に参加しました
平成23年11月11〜12日(金〜土) 高知市文化プラザ カルポート上記学会が開催され東山が参加しました。「志・絆・扶(こころざし・きずな・たすけあい)」-龍馬の心土佐にあり-がメインテーマで、3階席まである大ホールが満席になる位の参加者がありました。当院からは、的場内科長はじめ4名が参加しそれぞれ発表を行いました。東山は地域医療研究会と同じ内容を発表させていただきました。11月だというのに高知は最高気温が23°位あり、半袖がちょうどいい気候でした。的場内科長は高知に自宅があり、市内観光から高知料理まですっかりお世話になりました。ありがとうございました。東山は、学会終了後友人の案内で四万十川まで足を伸ばしましたが、最後の清流の名に恥じない綺麗な川で、水量も多く、あちこちで魚が跳ねる豊かな川でもありました。
桂浜を見下ろす� ��本龍馬像 桂浜
カルポート 開会式
的場内科長のポスター 東山のポスター
三浦看護師の発表風景 開場入口で
四万十川
市町村放射線画像研究会研修会が当院で開催されました
平成23年11月5〜6日(土〜日) 老健ふじさわ会議室県内市町村立の診療施設の研究会ですが、岩手県国保連合会の後援を受けて活動をしています。今回は、メインテーマを「地域医療に携わる放射線技師の魅力を探る」として、2つのシンポジウムと特別講演を行いました。当院からの3名を含め県内各地から18名の参加者がありました。気心の知れた仲間が集まって毎回みじかな内容について議論しています。
【プログラム】
(11月5日)
15:00 開会(研究会会長挨拶)
15:10 シンポジウム1
「地域医療に携わる放射線技師の魅力とは -放射線機器のマネージメントを通して-」
シンポジスト6名
座長 東山行雄(一関市国保藤沢病院)
17:00 休憩
17:10 特別講演
� �� 座長 菊地鉄也(一関市国保藤沢病院)
「見逃しやすい骨折 -高齢者を中心に-」
講師 一関市国保藤沢病院 整形外科 科長 高橋幸洋 先生
18:10 1日目閉会
(11月6日)
9:00 2日目開会
会員報告 災害支援活動
太田佳孝(奥州市国保前沢診療所)
9:20 シンポジウム2
「地域医療に携わる放射線技師の魅力とは -新人技師からの提言-」
シンポジスト3名
座長 山田 勝(奥州市国保前沢診療所)
会場風景 会長挨拶
特別講演講師の高橋先生 座長の菊地会員
会員報告の太田会員
平成23年度岩手県地域医療研究会秋季集会に参加しました
平成23年10月29日(土)10:30〜15:40 岩手国保会館5F大会議室上記集会に東山が参加しました。国保診療施設の医師、歯科医師で構成する岩手県地域医療研究会の秋季集会は、毎年国保診療施設に勤務する様々な職種の研究発表が行われます。参加者も医師から介護員まで様々な職種の方々が参加し、今年は120名くらいの参加と予想されました。発表演題は例年25題位集まるのですが、今年は震災の影響だそうで17題でした。多職種の参加ですので、発表も専門的なものは殆どありません。発表テーマが非常に難しい研究会です。今回藤沢病院からは3だいの発表があり、外来の古市看護師の「外来化学療法マニュアル作成の一考察」が賞を受賞しました。東山は「認知症になっても安心して暮らせる町図くりを目指した"藤沢町認知症ケア研究会"3年間の効果 ー事務局担当から見えた� ��のー」と題して発表させていただきました。
会場近くから眺めた岩手山 120名程度と予想される参加者
プレゼンの文字抜けにびっくりの当院千葉薬剤師 座長は医師のみ
文字抜けプレゼンをを見事克服 胃瘻について議論する当院佐藤管理者(地域医療研究会会長)
第1回東北放射線医療技術学術大会に参加しました
平成23年10月15日〜16日(土〜日) 盛岡市アイーナ表記学術大会に東山と菊地が参加しました。日本放射線技術学会東北部会と日本放射線技師会東北地区学術大会が合同で学術大会を開催したもので、今回が第1回目となります。東山は組織委員として、菊地はCTテクニカルミーティングの講師として参加しました。2日間にわたる大会は400名を超える参加者で盛況な会になりました。菊地の発表したCTテクニカルミーティングは16日10:00より行われましたが、会場は満席状態で、活発な議論が行われました。いい内容の発表だったと思います。大会全体から、現在の東北の放射線技術の現状を知ることができました。また、本大会は東北6県に新潟を加えた大会で県外から多くの参� �者があり、普段はなかなか話す機会がない方々とも情報交換したり、交流を深めることができ、有意義な2日間でした。
メイン会場前のホールで組織委員会のミーティング 参加申込用紙の記入風景
メイン会場入口 500名収容のメイン会場(アイーナホール)
特別講演講師の桂川先生 特別講演座長(大会長)の武蔵氏
CTテクニカルミーティング会場
発表後の菊地 テクニカルミーティング座長の村中氏
私の炉は何歳ですか
放射線科医の勤務が始まりました(2011/10/3)
2011/10/3(月)10月より当放射線科に放射線科医が勤務することとなりました。名古屋市立大学で画像診断を学ばれ、愛知県の豊川市民病院に勤務されていた鈴木かおり先生です。今後当放射線科は先生を中心に運営されることになります。
鈴木かおり先生
第19回岩手医用画像研究会に参加しました(2011/10/1)
平成23年10月1日(土)県立中央病院 大ホール平成23年10月1日(土)岩手県立中央病院において第19回岩手医用画像研究会が開催され東山と冨澤が参加しました。秋晴れの中およそ100名の参加でした。一般演題11題・教育講演1題の講演が行われました。各発表では各施設の機種を駆使した発表や検討の報告など、新の研修からCT,MRI,治療領域までと幅広い内容の発表となりました。当院からは
・「腹部造影CT(肝臓)における体表面積による造影剤量の検証」冨澤
・「後頚部痛・後頭部痛を有する患者の頭部CT撮影における環軸関節同時撮影の有用性の検討」東山
2題発表させていただきました。休憩時間を利用して行われた18回松岡賞の発表では前沢診療所の太田佳考さん選ばれました。おめでとうございます。
【第19回岩手医用画像研究会】
日 時 平成23年10月1日(土)12:40〜16:10
場 所 県立中央病院4階大ホール (盛岡市)
共 催 岩手県立病院医学会放射線分科会
岩手県立病院放射線技師会
【プログラム】
13:00 session1 座長 県立大槌病院 菊池 正彦
1.「一般撮影領域新人研修プログラムの一考察」
県立中部病院 菅原 潤
2.「image Jを使用した放射線治療 Quality Control」
県立中央病院 山本 秀彦
13:20 session2 座長 県立江刺病院 藤村 雅彦
3.「FastGREを用いた頭部MRVについて」
県立一戸病院 藤村 繁則
4.「骨盤領域におけるモーションアーチファクト軽減の基礎検討」
県立中部病院 岡道 裕二
5.「Time-SLIP法を用いた脊椎領域におけるCSF動態評価の初期検討」
奥州市総合水沢病院 小島 実13:50 休憩
14:00 教育講演 座長 県立中央病院 三角 和広
「GE社製CTシステムにおける被曝低減技術について」
GEヘルスケア・ジャパン株式会社 CTSales&Marketing部 入江 弘幸 先生
15:00 休憩
15:10 session3 座長 県立胆沢病院 鎌田 智
6.「冠動脈CTにおける最適管電流設定方法の検討」
県立久慈病院 猪股 翔也
7.「MDCTによる左室駆出改善の試み」
県立宮古病院 佐藤 昌基
8.「MDCTにおける小焦点撮影プロトコ−ルの検討」
県立中央病院 坂本 健治
15:40 session4 座長 県立磐井病院 山口 博幸
9.「相談しづらい疾患にCTが有用だった2症例」
奥州市国保前沢診療所 太田 佳孝
10.「腹部造影CT(肝臓)における体表面積による造影剤量の検証」
一関市国保藤沢病院 冨澤 正嗣
11後頚部痛・後頭部痛を有する患者の頭部CT撮影における環軸関節同時撮影の有用性の検討」
一関市国保藤沢病院 東山 行雄
16:10 閉会
岩手県立中央病院 大ホール 約100名の参加者 中央病院 副院長 佐々木康夫先生
研究会の発起人で代表世話人の松岡昭治先生 松岡賞の授与
冨澤の発表
地域医療情報ネットワーク研修会に参加しました(2011/9/28)
2011/9/2(水)県立磐井病院会議室ひがしやま病院の故岡崎先生の提案で開始された、県南地域の地域連携ネットワークでしたが、同じく生前の岡崎先生の提案で新しいシステムが開発され、説明会が県立磐井病院会議室で行われました。40〜50名程度の参加者と思われました。説明会に先立ち、急逝された岡崎先生への黙祷が行われました。新しいシステムは、コニカミノルタが開発したもので、東京本社にサーバーとなる連携ボックスを設け、送信、受診(ダウンロード)を連携ボックスを介してWEBで行うシステムでした。今までよりも手順が簡素化され、維持費用も1/3〜4程度となることから新しいシステムの導入は問題ないと思われました。実際には藤沢にも説明に来ていただき院長、事務方の賛同を得て決定することになると思います。
藤沢町と一関市の合併で病院名が変わりました(2011/9/26)
藤沢町と一関市が9月26日に合併しました。それに伴い当院の名称が国民健康保険藤沢町民から一関市国民健康保険藤沢病院に変更となりました。
GE新製品発表会in盛岡に参加しました(2011/9/23)
2011/9/23(金)秋分の日11:00〜17:30 マリオス18階184〜188会議室上記発表会に東山と菊地が参加しました。
<プログラム>
11:00〜17:30:機器展示
12:00〜13:00:ランチョンセミナー
【GE講演】
新製品情報提供
CT:Veo MRI:Optima MR 430S
【3.11東日本大震災を経験して】
石巻赤十字病院 放射線治療科長 渋 孝幸 先生
13:30〜15:45:ユーザーセミナー講演
座長 岩手医科大学 放射線医学講座 准教授 中里龍彦 先生
【CT講演】
「VCTシステムNew ASiR(逐次近似法)の使用経験」
岩手医大付属病院 中央放射線部 主任 鎌田雅義 先生
「Gemstone Spectral Imaging Viewerの使用経験」
弘前大学病院 放射線部 診療教授 青木昌彦 先生
【MRI講演】
「Discovery MR750における使用経験」
秋田大学医学部 総合医学講座 放射線医学分野 准教授 高橋 聡 先生
【HICT講演】
「統合参照システムCentricity CDSの使用経験」
岩手県立中央病院 副院長 佐々木康夫 先生
3T MRIの臨床を目的に参加しましたが、高橋先生の内容は全体的にオーソドックスな印象を受けました。むしろCT講演のGemstone Spectral Imaging Viewerの使用経験は、Dual Energy法のさまざまな画像処理が可能な Viewerであり、いよいよDual Energy法の時代を予感させる期待以上の内容でした。
岩手医科大学附属病院 鎌田先生
弘前大学病院 青木先生 座長の中里先生
秋田大学 高橋先生 岩手県立中央病院 佐々木先生
県立磐井病院症例検討会に参加しました(2011/9/12)
2011/9/12(月)18:30〜 県立磐井病院 会議室上記検討会に菊地と冨澤が参加しました。今回は参加者が少なく(外部からは4〜5名)、症例も3例で終了しました。照山先生の症例解説もなく30分程度で終了しました。
第3回東北CT技術研究会に参加しました(2011/9/10)
平成23年9月10日(土)フォレスト仙台において第3回東北CT技術研究会が開催され東山が参加しました。当日の仙台はジャズフェステバルや桑田佳祐等によるチャリティーコンサート、Kスタ宮城では日ハムの斎藤君と楽天のマー君こと田中の甲子園以来の投げ合いが重なって街中が活気に満ちておりました。しかし、遠くから研究会に参加する方の宿が取れないなどの弊害も生まれました。今回は3回目となりますが、秋田、青森、岩手の世話人で担当しました。【第3回東北CT技術研究会】
日 時 平成23年9月10日(土)13:40〜17:50
場 所 フォレスト仙台2F フォレストホール (仙台市)
代表担当世話人 谷口直人(秋田大学)
参加者
【プログラム】
総合司会:佐藤俊光(山形大学)< br/>13:40 学術情報 「オムニパーク」 第一三共
14:00 開会の辞 代表世話人:東北大学病院 梁川功
14:05 <基礎講演>
座長 弘前大学 神 寿宏
「腹部CT検査 逐次近似法を中心に」
岩手医科大学 鎌田雅義先生
14:50 休憩
15:00 <シンポジウム>
座長 岩手医科大学 村中健太
藤沢町民病院 東山行雄
テーマ「肝臓を撮る」
基礎編
1「解剖と診断」
青森市民病院 小澤友昭
2「撮影技術」
東北大学病院 森 隆一
応用編
3「CTAPとCTHA」
岩手県立中央病院 高橋 亘
4「低管電圧撮影」
秋田市立病院 工藤和也
16:30 休憩
16:50 <特別講演>
座長 秋田大学 谷口直人
「肝ダイナミックCTにおける造影の考え方� �
大阪医科大学附属病院 吉川秀司先生
17:50 閉会の辞
18:00 閉会
開会の辞 梁川代表世話人 会場のフォレストホール
基礎講演 座長の神寿宏 基礎講演 講師の鎌田雅義 先生
シンポジウム座長の村中健太・東山行雄 シンポジスト(左から工藤、高橋、森、小澤)
特別講演 座長の谷口直人 特別講演 講師の吉川秀司先生
ビームロケータは何ですか?
第43回宮城MR技術研究会に参加しました(2011/8/27)
宮城MR技術研究会が開催され東山が参加しました。初めて参加しましたが実に盛りだくさんの内容で充実した研究会でした。43回もこのような内容で実施してきたとすれば正直驚きです。全体で飽きさせない工夫がしてあり、非常に勉強になりました。特に話題提供のADCの小型化と新しいパラレルイメージング法dS-SENSEとの組み合わせでSNRの向上と高画質化を果たしたPHILIPSの最新3T-MRIの話、各メーカーの震災時の被害状況と対応を報告したQ&Aコーナー、MRIの基準面、中心溝の同定法、FLAIR画像の条件の変化による違いを話していただいた日向野先生の教育講演で勉強させていただきました。【第43回宮城MR技術研究会】
2011/8/27(土)13:45〜18:20
宮城建 設会館
プログラム
13:45 <情報提供>
「NSF(慢性全身性腎症)Update」
バイエル薬品梶@学術情報 東北担当 荒木茂芳
<開会の辞>
東北大学病院 梁川功
14:00 <研究発表>
座長 仙台私立病院 高橋規之
「32chコイルによる穿通枝描出の試み」
東北大学病院 診療技術部 佐々木博信 他
「3T非造影MRAにおけるMulti-phase Transmissionの有用性」
東芝メディカル梶@MRI事業部 千葉寿恵
14:30 <施設紹介>
座長 大崎市民病院 梁川保
「医療法人 社団康陽会 中嶋病院 施設紹介 −PHILIPS Achieva 1.5T Single Gradient 16chを導入して-」
中嶋病院 荒木隆博
「仙台整形外科病院施設紹介及び SIEMENS MAGNETOM ESSENZAの使用経験」
仙台整形外科病院 猪川訓志
15:00 <話題提供>
座長 石巻赤十字病院 山内佑一
「PHILIPS 最新装置 Ingenia の使用経験」
フィリップスエレクロニクスジャパン MRモダリティースペシャリスト 宮元慎也
「超伝導オープンMRI"オアシス"の現状と未来」
鞄立メディコ 北部CT・MR営業課 船造寿光
16:00 休憩
16:10 <MRI検査のQ&Aコーナー>
座長 泉病院 前谷津文雄
「東日本大震災!MRI装置の被害状況と対応、そして教訓」
潟tィリップスエレクトロニックジャパン 木村弘之
シーメンスジャパン梶@小幡剛士
GEヘルスケアジャパン梶@丸山功男
鞄立メディコ 久野勝之
17:10 Coffee Break
17:20 <教育講演>
座長 東北大学病院 永坂竜男
「知っておきたい脳MRIの基礎知識」
医療法人秀放会 仙台総合放射線クリニック 院長 日向野修一 先生
18:20 <閉会の辞>
栗原中央病院 引地健生
Q&Aコーナー
教育講演
県立磐井病院症例検討会に参加しました(2011/8/8)
2011/8/8(月)18:30〜 県立磐井病院 会議室上記検討会に東山と冨澤が参加させていただきました。開業の先生から磐井病院に紹介になった症例で自己免疫性膵炎の症例がありましたが二日前の講演で聞いたばかりでしたのでよくわかりました。因みに自己免疫性膵炎の特徴としては次のようなことが挙げられます。
・慢性膵炎の一亜型で高齢者男性に多い
・びまん性或いは限局性の膵腫大(膵表面の凸凹が消失しsausage like appearanceと呼ばれる)
・膵周囲の皮膜用変化(capsule like rim:造影早期には造影不良であるが平衡相にかけて緩徐に増強される)
・主膵管の狭小化
・血液所見でIgG、IgG4が高値を示す
・唾液腺・涙腺・肺・縦隔・膵周囲リンパ節・胆道・腎・後腹膜など様々な膵外病変を合併する場合が多い
【鑑別診断のポイントとしては】
限局性病変の場合は膵癌との鑑別が最も重要であるが、T1強調画像で膵内部に点状の高信号を認め、造影MRIや造影CT後期相で均一な濃染を示す。また病変より抹消の主膵管拡張が軽度で閉塞性膵炎を起こさないことが多い。
【自己免疫性膵炎臨床診断基準2006】
1.膵画像検査にて特徴的な主膵管狭小像と膵腫大を認める
2.血液検査でγグロブリン血症、高IgG血症、高IgG4血症、自己抗体のいずれかを認め� �
3.病理組織学的所見として膵にリンパ球、形質細胞を主とする著明な細胞浸潤と線維化を認める
上記の1を含め2項目以上を満たす症例は自己免疫性膵炎と診断する
今回の検討会は、検体検査データが決め手の症例が多く、一般検査、血液検査、生化学検査の基礎くらいは頭にいれておく必要があると痛感させられました。
第17回岩手県CT研究会に参加しました(2011/8/6)
2011/8/6(土)13:30〜17:20 県立二戸病院 会議室上記研究会に東山と菊地が参加しました。藤沢から約3時間の道のりでした。施設見学と基礎講座、症例検討会、特別講演という内容で行われました。
・基礎講座で東山が「CT Colonographyの基礎」
・症例検会で菊地が「エルシニア腸炎の1例」
をそれぞれ発表させていただきました。二戸病院副院長、及川浩先生の特別講演、「膵の画像診断-CTを中心に-」は非常に勉強になりました。
二戸病院副院長兼放射線科長兼診療情報管理科長の及川浩先生
23年度第2回目の放射線科内の研究発表会を行いました(2011/7/28)
2011/7/28(木)17:00〜18:00 藤沢町民病院 読影室今年度2回目となる科内研究発表会を開催しました。3人だけですが、いい発表会でした。
1.「肝造影CTに対する体表面積より試算する至適造影剤量の検討」 冨澤正嗣
2.「エルシニア腸炎について」 菊地鉄也
3.「頚部・後頭部症状を有した患者の頭部CT検査における環軸関節同時撮影の有用性について」 東山行雄
岩手県放射線技師会平成23年度第1回理事会に出席しました(2011/7/16)
2011/07/16(土)14:00〜17:00 県技師会事務所上記理事会が開催され東山が出席しました。今年度の事業計画などが話し合われました。
技師会事務所2階 会議室
第19回岩手県医用画像研究会世話人会に出席しました(2011/7/15)
2011/7/15(金)14:30〜17:00 県立中央病院 第一会議室元県立中央病院副院長の松岡昭治先生が代表世話人を務める岩手医用画像研究会の第19回目の準備会議が行われ、東山が出席しました。この研究会は県内の医師(主に放射線科医)と放射線技師が一緒に研究会を行うという全国でも例のない研究会です。当日は松岡代表他、佐々木中央病院副院長、関澤同放射線部長、蝦名磐井病院長、及川二戸病院副院長、熊谷久慈病院放射線科長等の医師の他、主だった県立病院の技師長が勢ぞろいし、第19回目となる研究科の内容について話し合いました。今年度は10月1日(土)に中央病院で開催することになり、MRIとCTに関する講演を実施することになりました。18回研究会の松岡賞には前沢診療所の太田君が選ばれたことが報告されました。最後に磐井病院の蝦名院長からは� ��機器の購入などに関連して今後の県立病院全体の見通し等のお話もありました。
県立中央病院 第一会議室
県立磐井病院画像研修会及び症例検討会に参加しました(2011/7/11)
2011/7/11(月)18:30〜20:00 県立磐井病院 大会議室上記研修会及び症例検討会に東山と冨澤が出席しました。岩手医大での講義を終えて佐藤院長も駆けつけました。先月に引き続き県立中部病院の熊坂先生の講演が行われました。「小葉を中心とした肺疾患の読影法」と題した講演では、HRCTで得られる高分解能画像から肺の二次小葉を特定し二次小葉の構造と小葉内の病変の分布から病名を特定していこうというもので、小葉中心性、小葉辺縁性、凡小葉性に分けて解説していただいた。所謂HRCTの基本的な考え方の解説でした。症例検討会は、市内開業の先生から磐井病院に紹介された患者の数例が報告されました。終了後に前々回に照山先生に相談できなかった「非特異的な軟部腫瘍� �1例」について相談しました。70台女性の左大腿の筋肉内に発生した2cm程度の軟部腫瘍でしたが、悪性の可能性もあるのではとの回答で、生検をしたほうが良いとのアドバイスでした。
23年度第2回医局・放射線科ミーティングが終了しました(2011/7/1)
2011/7/1(金)18:00〜19:10 老健ふじさわ会議室表記ミーティングを開催しました。今回は、当科の菊地鉄也君による「福島第一原発で使用される放射線単位の解説」と整形外科長による「脊椎・関節領域の診断のポイント ‐高齢者を中心に‐」と題した講演でした。菊地君の解説は、医師に対する解説で大勢参加していただいた看護師さんにはちょっと難しい内容だったかもしれません。高橋先生の講演は、資料や症例を準備し本当にわかりやすくしかもしっかりとポイントを抑えながらの講演で本当に勉強になりました。高橋先生ありがとうございました。
ミーティングには毎回お誘いしている西城病院の千葉さん(放射線技師)に今回は連絡をしなかったのですが、このホームページを見て駆けつけてくれました。ホームページも少しは役に立っているんだとちょっと嬉しくなりました。
【プログラム】
18:00 開会
「福島第一原発で使用される放射線単位の解説」
放射線科 菊地鉄也
18:20 「脊椎・関節領域の診断のポイント ‐高齢者を中心に‐」
整形外科長 高橋幸洋 先生
19:10 閉会
菊地鉄也君 高橋整形外科長
第16回岩手県CT研究会に参加しました(2011/6/25)
表記研究会に東山、冨澤が参加しました。今回は昨年に行ったMTF測定実習の第二段として行われたNPS測定実習と岩手県CT研究会の初代代表で現岩手県放射線技師会副会長の上野秀昭先生の退職記念講演が行われました。詳細は岩手県CT研究会ホームページ(【第16回岩手県CT研究会(セミナー)】
日 時 平成23年6月25日(土)14:00〜17:15
場 所 盛岡赤十字病院 記念講堂
参加者 セミナー26名(30名限定事前登録制)
特別講演42名
担当世話人 村中健太(岩手医大)・鎌田雅義(岩手医大)
【プログラム】
総合司会:村中健太(岩手医大)
13:30 開場
14:00 開会(担当世話人挨拶)
14:05 「MTF測定の報告」 岩手医大 千葉和勝
14:15 「NPSを始める前に」 岩手医大 千葉工弥
14:35 休憩
14:45 パソコンを使用しての実技実習 岩手医大 鎌田雅義
15:35 「NPSの活用法」 岩手医大 佐々木忠司
16:05 休憩
16:15 特別講演
座長 東山行雄(藤沢町民病院)
「私のCT人生を振り返って ‐CT画像等とWSとの関わり‐」
講師 元奥州市国保総合水沢病院 放射線科 科長(前岩手県CT研究会代表世話人) 上野秀昭 先生
17:15 閉会(代表世話人挨拶)
限定30名完全予約制のNPS測定実習 熱心に取り組む冨澤くん(東山は休憩中?)
特別講演の上野秀昭先生 特別講演に駆けつけた吉岡岩手医大准教授
岩手県放射線技師会講演会及び第66回通常総会に参加しました(2011/6/18)
2001/6/18(土)13:30〜17:30 サンセール盛岡表記講演会及び総会に参加しました。講演会はコニカミノルタヘルスケアのワイヤレスカセッテ型DRのコマーシャル講演と昨年柳澤賞に輝いた奥州市国保総合水沢病院の小島実氏の「当院における各種画像処理への取り組み」と題した記念講演がありました。小島氏は20年来の友人であり、総会に出席した最大の目的はこの講演の聴講にありました。東芝メディカル主催の画論において数々の賞を獲得した画像の処理技術と、最近取り組んでいる画像処理の内容をわかりやすく解説したもので氏のこれまで歩んだ技師人生の集大成とも言える素晴らしい内容の講演でした。今後の活躍が期待されます。
総会の報告は割愛。
80名近くが参加した講演会(サンセール盛岡)
柳澤賞受賞記念講演の小島実氏
ヘアドライヤーの内部はどのように見えるん。
県立磐井病院画像研修会及び症例検討会に参加しました(2011/6/13)
2011/6/13(月)17:30〜19:30 県立磐井病院大会議室県立磐井病院で行われた画像研修会及び症例検討会に菊地と冨澤が参加させていただきました。毎月行われている症例検討会ですが、今回はそれに先立って県立中部病院放射線科、科長の熊坂先生より磐井病院職員を対象とした講演会が開催されました。「消化管のCT画像診断」と題した講演でしたが、特に勉強になったのは非閉塞性腸間膜虚血(NOMI:non occlusive mesenteric ischemia)についてでした。特有の症状がなく術後に診断される場合があるとのことでした。画像上は腸間膜の抹消の拡張した血管が櫛の歯状に並ぶcomb signが特徴で、脱水症状がに伴う循環血液量の減少が発症に関与しているそうです。症例検討会では、開業されている先生方から磐井病院に紹介された症例数例にについて、磐井病院の担当医から報告が行われ、恒例となっている放射線科科長の照山先生による今月の1例では限局性繊維性腫瘍(SFT:solitaly fibrosis tumor)の症例でした。SFTは稀な疾患で、主に胸腔内に発生し胸膜中皮腫との鑑別が問題になる場合が多いそうです。今回は好腹膜に発生した本当に稀な症例でした。症状の特徴として低血糖を併発する場合があるとのことでした。診断では、MRIのT2強調画像で高信号を示すことから、MRI診断が有用とのことでした。(報告:菊地鉄也)
市町村放射線画像研究会総会及び研究会に参加しました(2011/6/4)
2011/6/4(土)15:00〜17:20 国保開館(盛岡市)表記研究会が行われ、東山技師長と菊地が参加しました。この研究会は市町村関連の医療施設17施設に勤務する37名の会員で組織し、岩手県国保連合会の支援を受けて活動している研究会です。今回は20名の会員が参加しました。研究会の総会及び研修会は毎年5月に行われておりましたが、今年は震災の影響で一ヶ月遅れの開催となりました。総会は阿部会員(猿沢診療所)を議長に進められ、昨年度事業報告並びに今年度事業計画案が全員一致で可決され、全く問題なく終了しました。
研究会の方は二つの内容で行われました。一つは国保連合会からの「県内国保診療施設の震災(津波)の被害状況の報告」で、地震による建物被害は11施設で確認され、設備への被害は10施設で確認されたとのことでした。特に宮古(田老診療所)、陸前高田(広田診療所)、大船渡(綾里診療所・越喜来診療所)の沿岸部の4施設は津波によって大きな被害を受け、特に田老診療所と広田診療所の被害は壊滅的との報告でした。もう一つは今年3月を持って退職された前奥州市国保総合水沢病院放射線科科長の上野秀昭先生の講演が行われました。先生は岩手の放射線医学の向上に貢献された方で特に画像処理の分野では先駆的な役割をはたされました。この研究会でも会長を2期、副会長を1期勤めていただき、研究会の土台作� ��に貢献していただきました。講演では自身の技師人生を振り返り、放射線科としてのマネージメントの大切さから技師としての個人のスピリッツまで先生の技師としての哲学を教えていただきました。(報告:菊地鉄也)
会場の国保会館白鳥の間 20名の参加者
特別講演講師の上野先生
放射線科内の研究発表会を開催しました(2011/5/27)
2011/5/27(金)17:15〜18:15 町民病院(読影室)放射線科内の研究発表会を開催しました。放射線科では2ヶ月〜3ヶ月の間隔で医局とのミーティングを開催しておりますが、それが実施されない月には科内で研究発表会を開催することにしました。僅か3名でカンカンガクガクやるわけですが、内容にこだわらず時間も自由にしております。今回は発表順に
・「腹部CTのmAs値の検討」 冨澤正嗣
・「CTによるCDSの表示法の検討」 東山行雄
・「低脂肪被写体のCT撮影法の検討」 東山行雄
・「下肢静脈造影CTにおける低電圧撮影の追跡検討」 菊地鉄也
の4題でした。楽しい研究会でした。興味のあるかたは遊びに来てください。
第6回栃木CT研究会に参加しました(2011/5/21)
2011/5/21(土)13:30〜17:40 ホテルニューイタヤ 本館3F(天平の間)表記研究会に総合水沢病院放射線科、副技師長の小島さんと参加させていただきました。小島さんと栃木CT研究会代表世話人の萩原さんは同級生でもあり、以前にホームページ関連で何度かmailのやりとりをさせていただいたことや、一昨年の画像研修会の講師として萩原さんを招いた際に交流できればという話をさせていただき、今回研究会開催の連絡をもらって初めて参加させていただきました。小島さんの運転で僅か3時間半で栃木に到着しました。さすがに高級車(グロリア)、新幹線よりも快適なドライブでした。
プログラムは以下の通りです。
・フレッシャーズコース
「撮影条件と画質の関係について」 栃木県がんセンター 萩原芳広
・特別講演
「これで解決!誰にも聞けないCT再構成原理」 済生会川口病院 富田博信
・東医日本大震災 特別企画
「がんばろう日本、がんばろう東北、がんばろう東北」
被災施設からの報告 2題
宇都宮済生会病院・大田原赤十字病院
・逐次近似法を応用した画像再構成の可能性
日立メディコ
東芝メディカル
フィリップス
シーメンス
GE
フレッシャーズコースでは基礎的な物理をとにかく分り易く(私は分かり易くは萩原さんのライフワークと思っていますが)レクチャーしましたが、「特別講演」から「逐次近似の可能性」まではCTの画像再構成法から眺めたフィルタードバックプロジェクション法から逐次近似法という流れで進み、密度の濃い内容でした。特別公演の富田さんも座長を勤めた萩原さんとの事前に打ち合わせで難しすぎるとダメだしを出されたとのことで、難度の高い内容ながら非常にわかり易く、テーマから内容まで全てが1本筋の通ったしっかりとした研究会でした。
萩原さんの絶対的な信頼感と指導力、若い世話人を登用した会の盛り上げ方など勉強させていただきました。
技師会会員が約400名で研究会参加者が115名 総合司会、講師、座長と大車輪の萩原代表
特別講演の富田先生
研究会終了後の記念撮影
磐井病院症例検討会に参加しました(2011/5/9)
2011/5/9(月)18:30〜20:10 県立磐井病院(多目的会議室)震災後初めてとなる症例検討会が3ヶ月ぶりに県立磐井病院で開催されました。今回は東山と冨澤が参加しました。今回は、久しぶりであったため市内開業医の先生方の問い合わせ症例が14例と多く、いつもより時間がかかりました。低ナトリウム血症、肝膿瘍、化膿性脊椎炎、低アルブミン血症等を勉強させていただきました。当院からは、「縦隔胚細胞性腫瘍と考えられた1例」と「T1WIで高信号を示した脊椎圧迫骨折の1例」の2例について東山が発表し照山先生に相談しました。胚細胞性腫瘍と考えられた1例は lymphoma の可能性が大きく、T1WIで高信号を示した脊椎の圧迫骨折は、骨折後かなりの時間が経過しており脂肪髄化したものと考えられるとのアドバイスをいただきました。大変勉強になりました。
平成23年度第1回医局放射線科ミーティングを開催しました(2011/4/22)
2011/4/22(金)18:00〜19:00 老健ふじさわ会議室平成23年度第1回目となる医局・放射線科ミーティングを開催しました。今回は、3月11日の東日本大震災で4日間の停電を経験し、停電時のX線撮影の可能性をテーマにしました。停電時に実現可能なX線撮影の方法を東山より簡単に説明した後、CR搭載回診用X線装置とFPD搭載型回診用X線装置についてメーカーより説明していただきました。CR搭載型もFPD搭載型も高額であり、X線撮影専用の発電機を購入し、現在所有の回診用撮影装置とCRに電源供給する方法が最も現実的と考えられました。地震に限らず停電はよくあることですので、これを機に停電時の病院全体のシステムを考え直すことが必要と考えられました。ミーティング終了後に「県内の造り酒屋の震災後の復興を支援する会」を開催し、地酒の� ��費に協力しました。
岩手県放射線技師会 平成22年度第6回理事会に出席しました(2011/4/16)
2011/4/16(土)14:00〜17:30岩手県放射線技師会事務所2階会議室において、表記理事会が開催され、東山が出席しました。震災後初めてで4月7日の余震(震度6弱)の影響も心配されましたが、高速も全線開通しガソリンスタンドも平常どおり営業しており、全く影響はありませんでした。また、参加人数も心配されましたが通常の理事会と変わらない参加者でした。
会議では、通常総会の時期や内容、震災で被災した会員への支援方法などが話し合われました。総会の時期は5月14日の予定を1ヶ月延期して6月18日の開催となりました。
東日本大震災が発生しました(2011/3/11)
2011/3/11(金)14:46(3/17日作成)東北地方を中心にマグニチュード9.0の地震が発生しました。震源地は宮城県牡鹿半島の東南東130キロ付近で震源の深さは24キロと発表されました。藤沢から車で1時間程度の宮城県北の栗原市で震度7を記録、仙台で震度6強、藤沢は震度6弱でした。今回の地震は「プレート境界型地震」で海側の太平洋プレートが陸側の北米プレートの下に潜り込んだ場所で発生し、範囲は長さ500キロ、幅200キロに及ぶそうです。日本では1923年の関東大震災(マグニチュード7.9)を抜いて国内の観測史上最大で、世界でも歴代5位となる大きさです。地震発生後北海道から千葉までの太平洋沿岸で大津波が発生し、岩手、宮城、福島の沿岸は数メートル〜十数メ� ��トルに及ぶ津波で壊滅状態となりました。岩手では、久慈、野田、田野畑、岩泉、宮古、山田、大槌、釜石、大船度、陸前高田が津波で未曾有の大被害を受けました。映像で見る津波は人知をはるかに超えたものでした。被害は12都道県にまたがり、17日8時現在の発表では死者4314人(岩手:1482人)行方不明者8606人重軽傷者2285人、住宅全壊が9県で3962戸(壊滅的な被害の岩手、宮城、福島のの集計は不可能)、避難所生活者は8県で38万6千人(岩手5万1553人)という内容でした。地震発生から6日目ですが、沿岸部を中心にまだ電話や携帯電話が通じません。
放射線科を含め、病院の職員や建物には大きな被害はありませんでしたが、地震直後より停電し15日15:40に回復する� �で4日間病院備え付けの自家発電装置と工事現場などで見かける大型の発電機を町内の企業から借りて、2台でしのぎました。電子カルテが使用できないため、急患と薬が切れた患者のみの対応としました。さいわい断水は逃れることができましたが、貯水槽に上げる電力がないために、節水につとめました。給食は当初非常食を含め5日分しか確保できない状態でしたが、その後支援物資を含め少しづつ食材が入っているようです。17日現在でも薬、試薬、治療材料、事務用品等の納入の目処が立たず、午前中のみ急患と薬の切れた患者を中心とした診療とし、午後は急患のみの対応となっております。市中では、食料品、ガソリンが底をつき、特にガソリンの供給がストップしたままで職員の通勤に支障が出ています。
放射� �科では、地震と同時に起きた停電でCTやPACSに付いているUPSがピーピー鳴り出したので、全て電源を切り、それぞれの装置を点検しました。すべてについて損傷は見られなかったので、そのまま電気の復旧を待つこととし、停電中のX線写真の可能性について考えました。可能性として次の2点が考えられました。
1.ポータブル装置で撮影し、CRのコンソールで読影する
・これについては、CRが約8A、コンソールが約1.5A計10Aが必要とされ、余分な電力がなく無理でした
2.手術室の外科用イメージで観察し、必要に応じて熱感紙にプリントする
・手術室には自家発電の電気も来ており、この方法で対応することとした
・X線検査が必要な方は、一階から2階の手術室まで移動していただくか、担 架などで運ぶこととしました
次にMRIのへヘリウムガスの圧力のモニターを開始しました。ヘリウムガスの圧力は徐々に上がり、翌日の朝には5.6kgを超えその後の3日間はほとんど変動がありませんでした。ヘリウムガスを少しづつ逃して圧力を一定に保つ装置が働いていたと考えられます。通電した時点で停電前で83%程度あったヘリウムが73%に減っていました。
普段から進み気味の時計 自家発電による電球1コの放射線科内部
自家発電による電球1コのMRI室 MRIマグネットの圧力計5.6kgを超えたところで停止した
玄関の隣の急患入口を出入り口にした エレベータの前には荷物を置き乗れないようにした
自家発電装置(中央マフラーが付いているもの) 町内業者より借り受けた大型発電機
給食室を窓越しに照らす投光器 隣の老健は会議室を避難所として解放した
側溝が少し沈み車が傾いている � �� 一部Uの字に沈下
割れた街灯 小さな発電機も活躍(隣の老健)
待合室にはストーブを設置 売店は明るい廊下側に商品を陳列
停電が復旧した夕方(約1時間後)のミーティング(電気の復旧にほっと一息)
岩手県放射線技師会南部地区会総会・研修会に出席しました(2011/3/5)
2011/3/5(土)15:00〜17:00 県立高田病院 2階会議室平成22年度岩手県放射線技師会南部地区総会及び第二回研修会が県立高田病院で行なわれ菊地と冨澤が参加しました。研修会では(株)日立メディコXR営業本部上野主任より「FPDの最新状況」と県立高田病院の村上会員から「嚥下検査動画サーバーシステムの使用経験」についての2題の講演と、岩手県放射線技師会永峰副会長より、「公益社団法人岩手県放射線技師会へ向けての動向と日本放射線技師会の取り組みについて」と題した特別公演が行われました。「FPDの最新状況」では高田病院に昨年の9月に導入されたDR装置(日立メディコ社製)のFPDについて説明し、「嚥下検査動画サーバーシステムの使用経験」ではその装置を使用しての動画サーバの使用経験であり、両者とも高田病院のシステムの解説でありました。中でも動画サーバーには興味を惹かれました。透視画像とビデオカメラで撮影した被験者の動きが連結し、同じ時間軸で観察できるというもので、これまではビデオ編集機などを使用しなければ不可能であったことが簡単に出来、嚥下造影では有用であると考えられました。研修会に続いて行われた総会では県立磐井病院の加藤会員が議長に選出され、会員数54名中、参加27名委任状24名で成立、議案書の訂正箇所がいくつかありましたが、混乱なく提案どおり可決されました。総会終了後には、研修会で報告されたFPD・DR装置を見学させていただきました。寝台は床面から48cmと患者の移乗が容易であることや、テーブルサイドには操作パネルがあり、小児や意識レベルの低い被験者などに細心の注意がはらえることが伺えました。(報告:菊地鉄也)
高速らせんCT研究会/岩手県CT研究会共催会の世話人会に出席しました(2011/3/4)
2011/3/4(金)19:00〜20:00 ホテル東日本 4F 「椿の間」高速らせんCT研究会(世話人:吉岡邦浩先生 岩手医科大学放射線医学講座准教授・菊地憲一先生 せいてつ記念病院放射線科科長)と岩手県CT研究会で年1回共催する研究会の世話人会に東山が出席しました。今年度は22年11月6日に開催し、前国立循環器病センター診断部長で仙台厚生病院健康管理センター部長の高宮先生にご講演いただきました。今年はさらに良い共催会を開催するために、高速らせん研究回、岩手県CT研究会双方の世話人(総勢12名)が集まり22年度の反省点や23年度の内容などを話し合いました。話し合いの詳しい内容は岩手県CT研究会ホームページ(
高速らせんCT研究会と岩手県CT研究会の世話人
(前列右から3人目が吉岡邦浩先生:岩手医大放射線医学講座准教授)
院長の佐藤と研修医の黒田先生が岩手医大旧第3内科の勉強会に参加しました(2011/3/1)
2001/3/1(火) 岩手医科大学旧第3内科院長(藤沢町民病院事業管理者)と自治医科大学から研修に見えられている黒田先生が岩手医大旧第3内科の勉強会に参加し、「藤沢町民病院で経験したランゲルハンス細胞組織球症と思われる2例」について発表してきました。
前列左から2人目が黒田先生・佐藤はカメラマン
第45回岩手IVR脈管画像研究会に参加しました(2011/2/26)
2011/2/26(土)14:10〜17:30 ホテル東日本 3階「青雲の間」第45回岩手IVR脈管画像研究会に東山、菊地が参加しました。一般演題6題、ミニレクチャー3題、特別講演とい内容でしたが、ミニレクチャー1題の発表者(岩手医大脳神経外科、高田志保美先生)が緊急手術で出席できなくなり、急遽一般演題の時間帯に共同演者(關博文先生)が発表するというハプニングがありましたが、全体的に内容が充実しており有意義な勉強会でした。一般演題では臨床現場で様々な工夫をしながら研鑽を積んでおられる先生方の生の症例を見ることができ、勉強になりました。
「進行性食道癌に対するCTガイド下胃瘻増設術」は当院でも可能な手法として興味を持って聞くことができました。進行性食道癌では食道狭窄のために摂食が困難になっても、経内視鏡的に胃瘻増設が困難になりますが、血管造影用のカテーテルを胃に挿入し、送気しながらCTガイド下に胃瘻増設術を行うという内容でした。昨年6月に東京で行われた「第19回造影剤と放射線シンポジウム」において曽根先生によって詳しい手技が解説されたことを思い出しました。特別講演では、血管内塞栓物質にビーズを主体とした物質を使用するもので、1990年代よりその研究に携わってきた講師の講演でした。ビーズの直径により目的血管を選択できるため超選択的な血管の選定から可能であり、塞栓後は塞栓血管の炎症性変化もまっ� ��く見られず応用範囲も広いということでした。日本ではまだ未承認で、現在はゼラチンスポンジ、コイル、NBCA等が主流だが、欧米ではビーズを主体とした製品が数種類製品化され塞栓術の主流となっており、日本でもこれから主流になることが予想されるという内容でした。
40〜50名の参加者と予想される会場 特別講演の大須賀先生
岩手県CT研究会22年度第1回世話人会に出席しました(2011/2/19)
2011/2/19(土)14:00〜16:00 県技師会事務所 2階 会議室上記世話人会に東山が出席しました。6名の世話人が出席しました。世話人の交代や23年度の研究会活動等を話し合いました。詳しくはCT研究会ホームページをご覧下さい。
磐井病院症例検討会に参加しました(2011/2/14)
2011/2/14(月)16:30〜17:30 県立磐井病院(多目的会議室)毎月定例で開催している県立磐井病院症例検討会に東山・菊池2名参加しました。今月は参加者が少なく我々を含め8名のみでした。放射線科の照山先生にご相談しようと「非特異的軟部腫瘍の1例」を症例として持参したのですが、あいにく先生は仙台に用事で欠席でした。参加されている先生の中で解る先生がおられるかもしれないとのことで相談しましたが、やはりみなさん難しいとのことでした。交通外傷の症例について勉強させていただきました。
東北Conference on Contrast Media に参加しました(2011/2/12)
2011/2/12(土)15:00〜17:10 江陽グランドホテル(仙台市)東北Conference on contrast Media が2月12日(土)に仙台市の江陽グランドホテルで開催され東山・冨澤2名で参加しました。当日はあいにく小雪が舞う寒い日でしたが東北6県からの参加者が主催者の予想以上に多かったようで、急きょ席を増やしている状態でした。内容は、肝の造影CTにおける至適造影剤量とMRI造影剤におけるNSFの講演でした。何れも日本を代表する先生の講演であり、海外の文献なども多用しながらの質の高い内容で、勉強になりました。詳細な内容については岩手県CT研究会のホームページに掲載しております。
満員の会場 講師の近藤浩史先生
日放技主催の放射線技師基礎講座「MRI検査」秋田会場を受講しました(2011/2/11)
2011/2/11(金)9:15〜17:30 秋田県総合保健センター(2階大会議室)MRIの基礎が今ひとつ理解出来ていないので、東山と菊地、2名で受講しました。9:15からスタートなので前日秋田入りしたのですが、両脇には3m程の雪の壁が延々と続き、空と陸地の堺がわからないような降雪で高速道路とは思えない悪条件の中を菊地君の運転のおかげでなんとか秋田入りすることができました。講習は、東北の著名な講師の先生方による講演でしたが、ベースは日放技で出している「これだけは習得しよう MRI検査 」で、一冊の本の内容を1日で講義するわけですから、どう考えても時間が足りず、消化不良の状態で帰ってまいりました。特に期待していた基本原理や撮像方法の理解は、3日位かけてじっくりと聞きたい感じでした。帰りの高速は全く雪もなく完璧に除雪(融雪)されており、往路の 半分の時間で帰って来れました。
高速秋田道
会場
岩手県放射線技師会 平成22年度第5回理事会に出席しました(2011/2/5)
2011/2/5(土)14:00〜17:00 技師会事務所2階会議室第5回目の理事会に東山が出席しました。日放技関連と県技師会関連の報告の後、総会に向けて22年度の総括報告や事業報告、23年度事業(案)、23年度予算等についての質疑が行われました。
ホームページをリニューアルしました(2011/2/4)
2011/2/4(金)ホームページをリニューアルしました。5年ぶり位と思います。前回のホームページは生まれて始めての作品でしたので何も分からずに作り、お粗末な物でしたが、今回は前回よりはほんの少しだけ体裁が整いました。デザインも古いのですが簡単で自由に使える物にしました。症例や活動内容など随時更新を心がけたいと思います。暇なときにご覧頂きご意見など頂ければ幸いです。
22年度第6回目の医局・放射線科のミーティングを開催しました(2011/2/1)
2011/2/1(火)18:00〜19:00 老健ふじさわ会議室今年度6回目となる医局と放射線科のミ−ティングを開催しました。今回は、前回に引き続き来年度でサーバーが満杯となるPACSなどの放射線科の来年度の整備について共通理解を図る目的で開催した。東山から来年度の整備内容についての提案をさせていただき、その後メーカーのプレゼンで勉強をしました。
第17回肝血流動態イメージ研究会に参加しました(2011/1/29〜30)
2011/1/29〜30(土〜日):パシフィコ横浜第17回肝血流動態イメージ研究会が開催され、東山が参加する機会を得ました。はじめての参加で昨年のシンポジウム記録集を見て興味深々でしたが、予想以上の内容の濃さと白熱した討論に圧倒されて帰って来ました。肝細胞癌や胆管細胞癌、細胆管細胞癌はどのような形成過程をとり、どのような特徴があり、どの時点で診断が可能で、どのような画像所見や病理所見を示し、どのような検査方法が有効であるのか、画像診断や病理、消化器の日本を代表する先生方が肝の腫瘍に対する日本の診断基準を真剣に討論している研究会でした。
会場
22年度第5回目の医局・放射線科のミーティングを開催しました (2011/1/21)
2011/1/21(金)18:00〜19:00:老健ふじさわ会議室22年度第5回目の医局と放射線科のミーティングを開催しました。今回は、かねてよりお願いしておりました高橋整形外科長にご講演がやっと実現しました。整形をテーマにし、先生の前座として東山が「骨粗鬆症性脊椎圧迫骨折について」少し話させていただき、高橋先生にご講演いただきました。高橋先生には当直や日直で整形外科の診察もしなければならない当院の内科医師向けに「見逃しやすい骨折と骨折への対応」と題してご講演いただきました。藤沢来られてから経験された、見逃しやすい骨折の症例を数例紹介された後、内科や外科で担当する時間外での骨折や脱臼への考え方や処置の方法を実技を交えながら丁寧に解説されました。� �度の開放骨折は専門病院への搬送の対象となるが、その他は固定して翌日の対応で十分とのことで、「骨折はおそるるに足らず」と締めくくりました。我々にも理解できるように資料を準備するなど、素晴らしい内容の講演でした。当日は看護師はじめ介護員など多くの方に参加いただき、このミーティングが始まって以来の参加者となりました。高橋先生ありがとうございました。
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